美白の切り札、ハイドロキノンとトレチノインの威力とは!?

お肌の悩みと一口に言っても、肌質やニキビ、吹き出物など枚挙にいとまがないほどですね。その中で、特に多く聞かれるシミの悩み、皆さんは、どんな対策をされているのでしょう?

紫外線などの外的要因はもちろん、ホルモンバランスの崩れなど、体の中にもその要因が隠れているシミは、ひとたび発生してしまうと簡単には取れないところも厄介です。

そんな中、今の美容業界で注目されている二つの成分、“ハイドロキノン”と“トレチノイン”というものがあります。どちらも最終的にシミを改善し、肌質そのものを美しくしてくれるものですが、具体的にどういった使い方をすればいいのか、詳しくご存知ない方も多いのではないでしょうか?

併用も可能という、その二つの成分の特性と、効果的で安全な使い方などをご紹介していきます。

ハイドロキノンの使い方

化粧品に配合されている美白成分にも様々ありますが、ハイドロキノンは、“肌の漂白剤”といわれるほどシミを薄くする効果に優れた成分です。最も多いのがクリームタイプで、肌の表面に現れたシミやそばかす、肝斑などに直接塗って使用します。

一般に、肌のターンオーバーは、平均で28日~40日の間といわれていますが、ハイドロキノンを使用した場合も、大体1ヶ月目くらいからシミが薄くなり始める人が多いようです。また、ハイドロキノンは、皮膚に蓄積されたメラニン色素の生成を抑える作用もありますので、続けて使用すれば、新たなシミの発生を防ぐ効果も期待できそうです。

最近は、手ごろな値段で買えるようになってきたハイドロキノンですが、元々は医師の処方が必要な成分として美白治療に使われていたものです。いくらシミに効果的とは言っても、過度な使用は、かえって肌を傷めかねません。使い方を誤れば、“白斑”といって肌が部分的に白く抜けたようになることもありますので、注意が必要です。

トレチノインの使い方

ハイドロキノンと並んで美白に有効な成分であるトレチノインですが、こちらは肌のターンオーバーを過度に促して、肌そのものの再生を図る、いわゆるピーリングによってシミを取り除いてしまうもの。この点が、同じ美白目的でもハイドロキノンと大きく違う点です。

トレチノインは、日本では市販の化粧品への配合が認められておらず、使用したい場合は使用したい場合には医師の処方が必要となる成分ですが、その高い効果を自宅でも手軽に使いたいという方も多く、海外から個人輸入代行を利用して購入する方も増えています。

ホームケアでトレチノインを使用する方法としては、朝夕の洗顔後に塗布し、その後の肌の変化に応じて回数を減らしたり、使用する濃度を調整する事などが必要となります。

トレチノインの塗布を開始すると、3日後位から肌の赤みや、痒みが出始め、その後は日焼け跡のように皮膚が剥ける状態が続きます。1週間もすると徐々に治まってくるようですが、皮膚が剥けた肌は乾燥が激しくなり、バリア機能も落ちます。また紫外線の影響も受けやすくなっていますので、トレチノインの使用中は保湿や日焼け対策も十分にした方が良いようです。

さて、これらの成分をもっと効果的に、効率よく美白に役立てるため、併用して使用する方法があります。

ハイドロキノンとトレチノインの併用

ハイドロキノンとトレチノイン、どちらも肌に直接塗って使用するのは同じです。しかし、トレチノインは肌全体をピーリングするため、次の新しい皮膚が再生するまでの間に肌を休ませる期間も必要です。これは、ダウンタイムやクールダウンともよばれますが、このとき、デリケートな状態の肌を守る上でもハイドロキノンの併用が効果を発揮するようです。

ちなみに、1クールを3ヶ月とした場合、最初の約2~6週間が併用期間。その後4~8週間程度は、肌をクールダウンするためにハイドロキノンのみを使用していくのが一般的な方法ですが、これはあくまでも目安です。ご自分の肌に合った用法、用量で使うためには、確かな知識だけでなく、肌にトラブルが現われた際の早めの対策も必要です。